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2011年1月11日

2011_0111rete-na-0002.JPG

矯正治療は歯を理想的な位置に動かし終わった後
周りの骨が安定するまで、かみ合わせが落ち着くまで歯をホールドしておく必要があります。
例えが悪いですが骨折すると骨がつくまでギブスで固定されますね。そんなイメージです。
歯を動かす事を動的治療
ホールドする事を保定と言います。
保定しないと後戻りを起こします。100%元の位置へ動く事はありえませんが
多少すき間が出たり、歯がずれたりしてしまいます。

写真はリテーナーと呼ばれる保定装置です。
当医院では通常下顎に関しては前歯を中心として6~8本裏側に細い針金で連結固定しています。
上顎に関しましては取り外しの出来るリテーナーを使用して頂いています。
リテーナーの製作はかみ合わせがOKになった時点で型をとります。
当然その時点ではブラケットが付いた状況なので精密な型は取れません。
その模型でまず、ワイヤー+ピンクの床が付いた調整可能なリテーナーを製作し
ブラケットを外した時に改めて精密な型を取り透明なリテーナーを製作します。

昼間は透明なリテーナーを使用して頂き
就寝時はワイヤータイプのリテーナーを使用して頂きます。
期間的には1~1.5年位になります。

リテーナー非常に大切です。
ある意味矯正治療の成功はリテーナーの使用をしっかりして頂けるかどうかにかかっていますね。

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すずき歯科・矯正歯科医院 院長 鈴木 茂行
http://www.suzuki-ortho.com/

すずき歯科・矯正歯科医院
院長 鈴木 茂行

【経歴】
1988年
日本歯科大学(東京校)卒業
1988~1993年
日本歯科大学矯正学教室
1993~1995年
目黒区審美歯科勤務
1995年
鈴木歯科・矯正歯科医院

【所属学会】
・FACE
(The Foundation for Advanced
Continuing Education)
 USA矯正学コース修了
・日本歯科臨床研究会矯正学インストラクター
・日本矯正歯科学会
・日本口腔衛生学会
・日本先進インプラント医療学会

【趣味】
サーフィン
お神輿