ハイブリッド・セラミック / ブリッジ
前回の補足的に
右下⑦6⑤のブリッジです。
一般的にブリッジはこんな感じになります。
7番をメタルでつくっていますので、なんにも心配のない形です。
前回の補足的に
右下⑦6⑤のブリッジです。
一般的にブリッジはこんな感じになります。
7番をメタルでつくっていますので、なんにも心配のない形です。
右下7⑥⑤の延長ブリッジです。
ブリッジは欠損部の両脇の歯を支えとして、橋のように補綴するのですが
最後臼歯がない、もしくは遊離端欠損の場合
ベストはインプラント補綴ですが
どうしてもインプラントはイヤ、義歯はもっとイヤという場合に
致し方なく延長ブリッジにする場合もございます。
力学的にかなりおかしな設計ですので
欠損部の直前の歯は大きなストレスにさらされます。
この患者さまは直前の歯が生活歯ですのでまだ耐えられますが
神経のない歯では歯根破折が起こりがちです。
ストレスをを最小限にする形態にしなくてはいけません。
多数歯欠損の症例では
粘膜を覆う面積が大きければ大きいほど義歯は安定します。
使用感を快適にするため、金属フレームで床を極薄につくり
見た目を自然にするようにクラスプ部はナチュラルデンチャーにしました。
とても自然で良い感じではないでしょうか?
上の写真は7年前の初診時のものです。
まだ40代前半の患者さま。
入歯はつらいですよね。
左下は少しムリをした形ですが、ブリッジで仕上げました。
メインテナンスにずっと通って来てくださり、7年経過しても全然大丈夫です。
当医院はもちろんインプラントも扱っていますが
可能なかぎり、天然歯、ご自分の歯で噛んで頂きたいと考えております。
右下は、残念ながら67が残せなかった為にインプラントにしています。
入歯のない生活は、食生活のみならず精神的にも快適になりますね。
コーピング(根だけ残している)+欠損部で入歯をされていました。
根の治療を徹底的にやり直し
ブリッジにて上顎を仕上げました。
4⑤6⑦設計でしたが24の隙をつけると
かえって不自然になってしまう為25を大きく造ってみました。
入歯は使い心地もそうですが
入歯になってしまったという気持ちの整理が難しいと思います。
当医院では出来るだけ義歯にしない方法を考えます。
歯を失わない為に
定期的なメインテナンスは本当に大切ですよ。
右下6番 E-max です。
セラミックブロックの削り出しですので
強度は最高。
臼歯部の補綴に最適です。
安価なオールセラミックになります。
ネガティブなところでは
既成品の色調ですので
シビアな色合わせが要求される部位には
少し難しいですね。
左下7番 2012年12月にインプラント埋入しました。
約2ヶ月後の本日仮歯(TEK)になりました。
この状態で2週間~1ヶ月程過ごしていただき、かみ合わせのcheckをしつつ
問題がなければ本印象になります。
根の治療のことを
根管治療、エンド(endodontics)といいますが
DRのほとんどが苦手意識をもっているのではと思います。
まず、見えない、マイクロを使ったとしても
根管の奥の方は見えませんし。。
複雑な形の根管、側枝であったり強い湾曲であったりと
根管形成が難しい場合がほとんど。
私も得意とは言えないのですが
土台の治療がしっかりしていないと
せっかくの審美補綴も台無しになってしまうので
「ピタッと根充」をめざして頑張ってます。
患歯にラバーをし、感染源になる唾液をブロック。
ファイルを用いて根管形成。
EMR(電気抵抗値)を用いて、根の長さを確認しながら拡大。
このEMRの機械も気まぐれで、正しい値を示さないこともしばしばあります。
わからない時はデンタルX線で確認です。
キレイなフレアーが形成でき
炎症反応のない状態がつくれたら
根管充填をし、無菌状態をつくります。
レントゲンにて確認。
「ピタッと根充」を目指します。
人に与える印象がだいぶ変わりますね。
キレイな口元は知的で、魅力的です。
当然、周りから大切に扱われるようになりますね。
すずき歯科・矯正歯科医院
院長 鈴木 茂行
【経歴】
1988年
日本歯科大学(東京校)卒業
1988~1993年
日本歯科大学矯正学教室
1993~1995年
目黒区審美歯科勤務
1995年
鈴木歯科・矯正歯科医院
【所属学会】
・FACE
(The Foundation for Advanced
Continuing Education)
USA矯正学コース修了
・日本歯科臨床研究会矯正学インストラクター
・日本矯正歯科学会
・日本口腔衛生学会
・日本先進インプラント医療学会
【趣味】
サーフィン
お神輿