«  2018年4月 8日 - 2018年4月14日  » 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
2018年4月14日

2018-02-26 pre1.jpg
2018-02-26 post1.jpg
2018-02-26 pre11.jpg
2018-02-26 post11.jpg

2018-02-26 pre2.jpg
2018-02-26 post2.jpg
2018-02-26 pre22.jpg
2018-02-26 post22.jpg

2018-02-26 pre3.jpg
2018-02-26 post3.jpg
2018-02-26 pre33.jpg
2018-02-26 post33.jpg

2018-02-26 pre44.jpg
2018-02-26 post44.jpg

2018-02-26 pre55.jpg
2018-02-26 post55.jpg

矯正治療のゴールは

永久歯での個性正常咬合を確立することにあります。

一般的に混合歯列期で上顎と下顎のズレがあまり大きくなく

単に歯がデコボコしているだけな状態では

永久歯になるまで経過観察してしまう場合がほとんどです。

歯のクロスが大きいとか、ディープバイトであるとか

では介在することもありますが

積極的にアプローチはしません。

この時期 将来 歯が並ぶよう取り外しの出来る

いわゆる"床矯正"で顎を拡げましょう。。なんて介在するDrもいますが

止めた方がイイと思います。

確かに上顎は口蓋縫合部がありますので

力を加えれば横に拡がります。

ですが下顎には縫合部がありませんので歯槽骨の部分のみで

歯が外に傾斜しているだけで

見た目だけ拡がったように見えるだけです。

将来どうなるかと言うと

見た目はまあまあキレイに並んでいるのですが

ほぼ間違いなく臼歯部のみしか咬めてなく

4番くらいから前歯は上下顎前歯が当たってない。。

そんな患者さまの矯正治療のやり直しが

最近とても多くなってきました。

どこをゴールに設定するかで意見は分かれると思いますが

機能的に良く咬める歯列は

結果的に見た目も美しくなります。

将来、歯を抜かなくても済むように顎を拡げましょう

なんて甘言には踊らされないで頂きたいと願います。

お子さんに変なストレスを与えることなく

矯正は短時間で終わらせた方が私はイイと考えます。

矯正治療、便宜的に1st(混合歯列期) 2nd(全て永久歯)と分けて行います。

1stでは 言葉は悪いですが極端な出っ歯や受け口

ディープバイトや大きなクロスバイト等で顎の正常な成長を阻害する原因の除去

主に、上下顎のバランスを整える事をメインに行います。

具体的には6番と前歯4前歯を整った位置に並べます。

で、一度装置は外して永久歯への交換を待ちます。

1st だいたいが6ヶ月~1年以内に終了です。

今のお子様達は顎が狭くなっていますので

将来歯がデコボコになってしまうのは もうしょうがないです。

進化の過渡期、将来は歯の本数が減るかもしれませんね。

大きな問題がなければ

2nd は本人がやる気になった時にすればイイと思います。

ただ1stを受けた方は歯に対する意識が高いので

割と早期 中学2、3年生から高校生にかけて始める事は多いですね。

さて、症例ですが

初診時は小学校4年生

受け口傾向があり

かなり叢生があります。

8ヶ月1st行いました。

ワイヤーのみです。

フェイシャル・マスクと言って上顎の前方牽引装置があるのですが

確かに上顎は前に出ます。

もっと受け口の度合いがおおきければ使用したと思いますが

下顎のカウインタークロックワイズ・ローテーションを誘発してしまい

下顔面高が長くなってしまう欠点があり

今回は使用しておりません。

アプライアンス・オフ時にはもう3番の萌出がせまっていますね。

当然スペースがないので

八重歯っぽくなり、2番を押してクロスにしてしまいました。

2ndは少し早めに中学1年後半から始め3年生でOFF

下顎前突の骨格なので

どうしても下顎前歯を倒し

上顎前歯を振り出す治しになります。

その人の骨格に合ったかみ合わせ~個性正常咬合です。


2018年4月13日

2018-04-13 pre1.jpg
2018-04-13 post1.jpg

2018-04-13 pre2.jpg
2018-04-13 post2.jpg

2018-04-13 pre3.jpg
2018-04-13 post3.jpg

2018-04-13 pre4.jpg
2018-04-13 post4.jpg

2018-04-13 pre5.jpg
2018-04-13 post5.jpg

2018-04-13 pre6.jpg
2018-04-13 post6.jpg

2018-04-13 pre7.jpg
2018-04-13 post7.jpg

20代 女性の患者さま

上下顎前突症例

前後的な顎のバランスは良いのですが

全体的に歯が前方へ傾斜していました。

4番を抜歯し前歯を内側に入れています。

良い感じのプロファイルになりました。

動的治療期間 約3年弱かかっています。。

と言うのも、最初マウスピース矯正を行っていたのですが

なかなか装着して頂けなくて

お互いにストレスを感じる日々(笑)

1年経過した位でお願いしてワイヤー矯正に替えていただきました。

マウスピース装着して頂けないと結果は出ませんね。


« 2018年3月25日 - 2018年3月31日 | メイン | 2018年4月22日 - 2018年4月28日 »

Archives

Powered by
本サイトにて表現されるものすべての著作権は、当クリニックが保有もしくは管理しております。本サイトに接続した方は、著作権法で定める非営利目的で使用する場合に限り、当クリニックの著作権表示を付すことを条件に、これを複製することができます。
すずき歯科・矯正歯科医院 院長 鈴木 茂行
http://www.suzuki-ortho.com/

すずき歯科・矯正歯科医院
院長 鈴木 茂行

【経歴】
1988年
日本歯科大学(東京校)卒業
1988~1993年
日本歯科大学矯正学教室
1993~1995年
目黒区審美歯科勤務
1995年
鈴木歯科・矯正歯科医院

【所属学会】
・FACE
(The Foundation for Advanced
Continuing Education)
 USA矯正学コース修了
・日本歯科臨床研究会矯正学インストラクター
・日本矯正歯科学会
・日本口腔衛生学会
・日本先進インプラント医療学会

【趣味】
サーフィン
お神輿