明細書付き領収書
病院で会計を済ますと領収書が出ますね。
写真の上半分、処置が区分された金額の明細が載った
領収書を出す事と法律で決まっています。
当医院ではさらに処置の明細が載った
領収書を発行しております。
明朗会計ですね(笑)
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病院で会計を済ますと領収書が出ますね。
写真の上半分、処置が区分された金額の明細が載った
領収書を出す事と法律で決まっています。
当医院ではさらに処置の明細が載った
領収書を発行しております。
明朗会計ですね(笑)
上顎1番1番自費でのCR充填になります。
キレイな歯のライン、輝きが出ています。
前回のブログでも、審美性を求めるなら自費での治療がお薦めと書きました。
では保険と自費、何が違うの?って事ですが
1 CR(コンポジットレジン)の材質が違います。
保険ではトータルの金額が決まっていますので、一般的な安価なレジンを用いますが
自費の場合には変色が少なく輝きのでるナノフィラーを用いた上質なレジンを使用します。
2 充分に時間をかけ、患者さま、DRとも納得の行く仕上がりにします。
技術料だとお考え下さい。
よく言われますが、保険治療では誰が施術しても点数は一緒です。
新卒のDRと高い技術を持ったDRが同じ評価なんです。
保険は手を抜くDRには良い制度。一生懸命なDRにはツライ制度なんですね(笑)
右上1番のCR充填です。
年を重ねるとどうしても歯槽骨は吸収し
歯の見た目が長くなってしまいます。
ライン出しが難しかったですがキレイになりましたね。
この患者さまは自費でのCR充填を選択してくださいました。
CRはもちろん保険治療の適応です。
ですが
保険制度の根本の考え方は
日本国憲法第25条
「すべての国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」
から来ています。
最低限度の。。です。
普通のとか、一般的なとか、スタンダードなではないんですね。
若く熱心なDRは何とか保険で最高の治療をと考えます。
ですが、無理なんです。
保険でのCR処置での医院収入は約3000円です。
患者さまの負担は1/3ですから約1000円。
写真のような処置で1時間程度かかっています。
3000円でDRと衛生士の時給+材料代+機材、税金他の経費。。
絶対的に赤字になります。
じゃあ1時間に2人でも3人でも4人でもみようとなり
歯科は予約があって無いような状況になるんですね。
当然、患者さま1人に対する時間が短くなれば、何処かに妥協した治療になります。
結果、保険での治療は平均2~5年でダメになると沢山のデータが証明しています。
何か誰も幸せになってない気がします。
歯科医院は歯科医療を提供するサービス業である。と国は定義しています。
サービスには当然サービスに見合う対価が必要です。
ですが保険制度では説明はアメリカ並に情報提供しろ。
だけど処置分しか報酬は払わないから
収入はアメリカのDRの1/20でガマンしろと言う制度です。
当医院は保険医療機関ですので、当然保険診療を行っております。
かなり頑張っているつもりです。
ですが、保険の範囲で過度な期待はなさらないで頂きたいと存じます。
保険の範囲での審美歯科はありえません。
右下6番のセラミック・インレーです。
光輝いていますね。キレイです。
この患者さまは、お口の中に銀色の詰め物があるのが許せなかったそうです。
これからは自信をもって大きな口を開けて笑えるとおっしゃていました。
セラミックはとてもデリケートです。
合着してしまえばとても強度が出ますが
試適の段階では、迂闊な操作でカケてしまう事があります。
上の写真はピンセットで持たなくてもOKなoptra-stickです。
とても便利です。
すずき歯科・矯正歯科医院
院長 鈴木 茂行
【経歴】
1988年
日本歯科大学(東京校)卒業
1988~1993年
日本歯科大学矯正学教室
1993~1995年
目黒区審美歯科勤務
1995年
鈴木歯科・矯正歯科医院
【所属学会】
・FACE
(The Foundation for Advanced
Continuing Education)
USA矯正学コース修了
・日本歯科臨床研究会矯正学インストラクター
・日本矯正歯科学会
・日本口腔衛生学会
・日本先進インプラント医療学会
【趣味】
サーフィン
お神輿