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2011年11月12日

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右上5番6番E-max症例です。
E-maxとは商品名でセラミックのブロックをCAD/CAMにて削りだして冠を制作しています。
臼歯部は圧倒的にハイブリッドを選択される患者さまが多くEmaxのsetは久しぶりだったのですがまた一段と精度が上がっているように感じました。
コンピューターソフトが進化したのでしょうね。
セラミックですので輝きはイイですね。ハイブリッドより強度も上です。
セラミックブロックは単色ですので微妙な色調、匠の技的な表現は出来ませんが色調の合う患者さまには前歯でも充分通用しますね。

さて症例ですが、初診時には5番6番根尖相当部の間に歯肉の腫脹があります。
もう何年も腫れては治るの繰り返しだったそうです。
原因は6番近心頬側根の根尖病巣からの歯槽骨破壊。56番の間はポケットが8mmあります。
セメントアップ後の下の写真はそんな状況なので多少出血しています(汗)
56番とも根の治療をやり直しましたが、6番近心頬側根は炎症反応が取れなかったため、分割抜歯をしています。何十年かぶりにキレイな歯ぐきになったと喜んで頂けました。
今後は上の前歯をキレイにして行きます。

E-max 見直しました。とても素敵です。

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永久歯と乳歯が混ざったお口の中を混合歯列期といいます。
この時期の矯正は、よく咬めるように、見た目がキレイになるようにという訳ではなく
将来、成長する過程でネガティブになる要素を取り除く事にあります。
予防矯正ですね。
上下の顎が大きくズレていたり(出っ歯・受け口・開口)咬んだ時上下の歯が反対に重なってしまうような状況が適応になります。
同顎内で重なっていても大きな問題はありません。
下顎の12番が重なって生えてきたから、床矯正で顎を拡げる。。最近多いらしいですがはたして何割の方が将来non extで仕上がるのでしょか。。疑問です。
顎を拡げるのが有効な時も勿論ありますが、将来の見通しが出来ないDRにあたると子供にストレスだけを与える結果になってしまします。
ご注意下さいね。

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すずき歯科・矯正歯科医院 院長 鈴木 茂行
http://www.suzuki-ortho.com/

すずき歯科・矯正歯科医院
院長 鈴木 茂行

【経歴】
1988年
日本歯科大学(東京校)卒業
1988~1993年
日本歯科大学矯正学教室
1993~1995年
目黒区審美歯科勤務
1995年
鈴木歯科・矯正歯科医院

【所属学会】
・FACE
(The Foundation for Advanced
Continuing Education)
 USA矯正学コース修了
・日本歯科臨床研究会矯正学インストラクター
・日本矯正歯科学会
・日本口腔衛生学会
・日本先進インプラント医療学会

【趣味】
サーフィン
お神輿