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2011年6月18日

2011/06/16(木)
埼玉県歯科医師会主催の医療管理講演会に参加しました。

講師 昭和大学歯学部総合歯科教授 佐野 晴男 先生
演題 「ハイリスク患者への接し方・基礎と臨床」

演題を見たとき、全身疾患のある患者さまのバイタルの読み方であるとか
薬の使い方等の話かな。。と思っていたのですが
3時間の講演がほんとに短く感じるエンターテイメントを見ている様な
愉しくもあり、歯科医師としてモチベーションの上がるお話をして頂きました。
佐野先生を教授にスカウトした昭和大学は素晴らしいです。
「都立化荏原病院 佐野晴男の病診連携まっしぐら・地域歯科医療連携の最前線」
医歯薬出版・2004/10
買って読みたいと思います。

2011年6月17日

2011_0617ラバー0001.JPG

左下6番の根管治療中です。
ラバーダムシートを装着していますが
舌側より唾液が溢れているのが分かりますか?

これでラバーがなければ。。
唾液のプールの中での根の治療になってしまします。
そんな状況の歯では将来長持ちするはず有りませんよね。

当医院では上顎の前歯以外、根の治療時には99.9%ラバーを使用しております。
無菌状態で根の治療を仕上げますので、補綴物(被せ物)も自信の10年保証です(笑)

2011年6月15日

2011_0615ceramicinlay0002.JPG
next2.png
2011_0615ceramicinlay0007.JPG

左下6番7番のセラミックインレーです。
この症例ではE-maxと言うセラミックブロックから
CAD/CAMによる削り出しで製作しています。
以前のオールセラミックス修復は、技工士さんの技術、職人技で出来栄えが大きく違いましたが、E-maxでは安定した結果が望めます。
ブロックからの一体成型なので気泡、焼成等のムラがなく破折の危険性が低くなりました。
欠点はシェード(色味)が限られていますので、細かい色調の再現が出来ない事でしょうか。前歯には向かないかも知れません(笑)

2011年6月13日

2011_06136CR0001.JPG
右上6番に虫歯があります。
虫歯は入口が小さくても、中で大きく拡がっている事が多いんです。
歯の構造上しかたがない部分でもあるのですが。。
2011_06136CR0003.JPG
虫歯を取りました。
2011_06136CR0004.JPG
ラバーダムシートを掛け唾液をブロックします。
ボンディング材、レジンに唾液が付くと接着力、強度が著しく低下します。
2011_06136CR0005.JPG
レジン充填をしました。
臼歯部用の硬度が高いレジンです。
2011_06136CR0006.JPG
研磨、かみ合わせのチェックをして終了です。
キレイになりました(笑)

入れ歯や多数歯欠損の症例では
患者さまが本当にリラックスして咬める位置を見つける為にゴシックアーチを行います。
入れ歯の例で説明して行きます。
1 スタディモデル → 個人トレー製作
2 個人トレーによる精密印象→咬合床製作
3 フェイスボーにより上顎と頭蓋の位置関係を咬合器上に再現
4 咬合床を用いてだいたいでのかみ合わせの位置を決定
5 下顎の模型を咬合器にマウントしゴシックアーチトレーサーの取り付け
6 患者さまのお口の中へ戻し、会話をしながら色々顎を動かして頂き1番リラックス出来る
  位置をピンポイントで見つけます
2011_0613ga0002.JPG
7 エイペックスに穴を開け、再バイト
8 咬合器にリマウント(付け直し)し人工歯をならべます。
2011_0613ga0006.JPG
次回は試適ですね。
ゴシックアーチはとても良い方法です。
しかし咬合床がルーズですと、お口の中で安定せず徒労に終わります。
全ては精度が大切なんですね。
保険診療と作り方は一緒なのに、ただ単にフレームが金属になっただけの自費治療は
どうかと思いますが、良い使い心地の義歯はたくさんのステップを経て完成になります。
当然費用もかかりますね。

保険診療では1,2の後にすぐかみ合わせを採ります。
どうしてもルーズな仕上がりになってしまいます。
経済性重視の入れ歯ですね。

2011_0613バービー0003.JPG

当医院の受付には小さなショーケースがあります。
バービーの歯ブラシとコップを飾ってみました(笑)

バービー 最近また流行っているみたいですね。
洋服のブランドにもなっています。

女の子は小さい頃、お人形遊びをすると思いますが
日本ではリカちゃん人形がメジャーですね。
4等身で愛らしく
お父さん、お母さん、弟、お爺ちゃん、お婆ちゃんまでfull-lineup。
大家族でみんなに可愛がられ昔の日本の家庭の理想型?でした。
対してバービーは
8等身でブロンドの髪にブルーの瞳。
ファショナブルな服にアクセサリーを身につけてカッコイイ車に乗りケンとデート。
バービーには彼氏ケンはいても、お父さんお母さんは登場しません。
面白いですね。
日本のリカちゃんはみんなから庇護されて幸せを感じているタイプ。
アメリカのバービーは自分で楽しいと思う事をするタイプ。
自立しています(笑)

服のブランドにバービーが選ばれるのは、女性が自立している時代になったからでしょうか。
すずき歯科・矯正歯科医院では自立した女性、口もとにもキレイさと健康に責任を持ちたいとお考えの方を応援いたします。

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すずき歯科・矯正歯科医院 院長 鈴木 茂行
http://www.suzuki-ortho.com/

すずき歯科・矯正歯科医院
院長 鈴木 茂行

【経歴】
1988年
日本歯科大学(東京校)卒業
1988~1993年
日本歯科大学矯正学教室
1993~1995年
目黒区審美歯科勤務
1995年
鈴木歯科・矯正歯科医院

【所属学会】
・FACE
(The Foundation for Advanced
Continuing Education)
 USA矯正学コース修了
・日本歯科臨床研究会矯正学インストラクター
・日本矯正歯科学会
・日本口腔衛生学会
・日本先進インプラント医療学会

【趣味】
サーフィン
お神輿