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2011年5月27日

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右上3番と②1①②のメタルボンドブリッジです。
オールセラミックスが出るまではメタルボンドが審美修復の定番でした。
小さな白金で出来た冠の外側にセラミックスを焼付けて製作します。
金・白金のクラウンと同様に数十ミクロンの単位まで適合させる事が可能です。
強度も高い為ブリッジにも応用出来ますが、欠点として内面金属の光の反射によって
歯と歯ぐきの境目に黒っぽい影が少し出てきます。
アダルティなモデルさん達の歯と歯ぐきの境目が黒っぽいのは多分にこのためですね。

バランスのとれたキレイな見た目になりました。
今後細かい虫歯を治せばパーフェクトな口もとになりますね(笑)

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v-loopが歯肉に埋まっています。
2~2番を後退させる時にv-loopを用います。
歯ぐきから0.5mm程離した状態でワイヤーを曲げているのですが
ワイヤーがアクティブになり変形すると、歯ぐきに食い込んでしまう事が
ごくごくたまーに起こります。
患者さまは全く痛みを感じていませんが、これではワイヤーが外せません。
通常ですと、レーザーが無ければ、麻酔をして切開するのですが

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レーザーを用いると無麻酔で歯肉を蒸散する事が可能です。
痛くないんです。
不思議ですよね(笑)

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出血もほとんどなく痛みは皆無です。
LASER素晴らしいです。
色々な事につかえますね。

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セラミック・インレーです。
前回のブログでも書きましたが、マージンを過不足なくしっかりつくるには
模型におこさなくてはなりなせん。
当然、シリコン印象による精密な型どりが必要です。

申し訳ありませんが保険でのインレー修復はアルギン酸での印象になります。

ハイブリッドも悪くないのですが、多少レジンの性質を含んでいるため
長い年月の経過で変色、吸水による軽度な強度の低下が起こります。
もちろん保険でのCR充填とは比べ物にならないレベルですが。。
その点セラミックは吸水性がない為、変色、強度の低下が起こりません。

キレイですね(笑)

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すずき歯科・矯正歯科医院 院長 鈴木 茂行
http://www.suzuki-ortho.com/

すずき歯科・矯正歯科医院
院長 鈴木 茂行

【経歴】
1988年
日本歯科大学(東京校)卒業
1988~1993年
日本歯科大学矯正学教室
1993~1995年
目黒区審美歯科勤務
1995年
鈴木歯科・矯正歯科医院

【所属学会】
・FACE
(The Foundation for Advanced
Continuing Education)
 USA矯正学コース修了
・日本歯科臨床研究会矯正学インストラクター
・日本矯正歯科学会
・日本口腔衛生学会
・日本先進インプラント医療学会

【趣味】
サーフィン
お神輿