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2010年10月30日

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下の前歯の重なりを気にされて来院されました。

営業の仕事をされていて、人前で話す事が多いので清潔感を出したいとおっしゃていました。

以前にも外資系のオフィスにお勤めの方が、矯正をしてほしいと来院されました。
もう40代後半の男性でしたが
取引先の英国人に"あなたは歯が出ていて、喋るとツバが飛ぶから議論したくない"と言われたそうです。
多分に悪意を感じますが、グローバルに仕事をするのであれば、歯並びにも気を配るのは当たり前だと考えるようになったそうです。
また、歯並びくらいでキャリアを否定されるのは耐えられないとおっしゃていました。

歯並びくらい。。ちょとカチンと来ましたが(笑)

女性でも男性でも口もとの美しさは、しっかりとした自己管理が出来る証
また社会的地位の高さのアピールにもなります。

この症例では
全額的な矯正は望まれていなかったので、下の前歯のみ10ヶ月ワイヤーを入れさせて頂き歯の重なりをとりました。
その後 ホワイトニング、右下ブリッジをハイブリッドに変えています。
set後すぐの写真なので少し出血してますね(汗)

とても清潔感のある素敵な口もとになりました。
仕事面でも絶対プラスになるはずです。

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女性のための生活情報紙
リビング さいたま中央 にこんな記事がありました。

お口のケアを怠っていると、フケ顔になっちゃうって、知っていました?
「いい歯の日」(11月8日)を前に口内ケアを見直しましょう。

あなたの口内はどれだけフケている?
10のチェクポイント

1  歯が全体に黄ばんできた
2  2 0代のときに比べ、歯が長くなって見える
3   歯茎が下がって、歯の根っこが見える
4   最近、歯に食べ物がはさまるようになった
5  ぶつけたわけでもないのに歯にひびが入っている
6  歯が擦り減って、黄色の中身が見える
7  歯が気になって大きな口を開けて笑えない
   または口に手を当てて笑うようになった
8  口の中が乾燥しやすい
9  口臭が気になる
10  前歯に隙間ができてきた

いかがでしたか?

上記の項目はそれぞれエージングのサイン。
年齢を重ねると誰にでも起こりうる変化ですが、このサインがあったら
口内ケアを一度見直すいいチャンスです。

アンチエイジングの視点でも
健康な歯でしっかり噛んで食べることは、顔の表情筋を鍛え
リフトアップにつながりますし
口もとからのぞく歯が、白く輝いていたら
笑顔はとても若々しくチャーミングに映ります。

もしかして私って"フケ口"と思ってしまった方はご相談下さいね(笑)


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2010年10月29日

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2010_1029光石Rハイブリッド0002.JPG2010_1029光石Rハイブリッド0005.JPG

8%のプラスチックに92%のセラミックの粉を混ぜて作った素材です。
セラミックを極限まで混ぜることによってプラスチック欠の点を隠し
セラミックに近づけました。
しかしプラスチックの欠点を少し持ち合わせているため
ツヤがなくなったり多少の摩耗があります。
耐久性や色の再現性、光の透過性もセラミックにはかないませんが
コストはセラミックの約半分です。

症例は右下のハイブリッドです。

この患者さまは上の前歯の不自然な見え方を気にされていました。
骨格的に多少受け口の傾向があり、下の前歯より上の前歯を前へ出そうとすると
どうしても歯の傾きが大きくなってしまい不自然な感じが出ます。

そこで10ヶ月下顎だけ矯正装置を入れていただき
ブリッジになっていた隙間を利用して下の前歯を全体に後退させてみました。
写真はブリッジを作り直したところです。
上の前歯もやり替え予定ですが現在、仮歯の状態です。
でも歯の見え方は自然ですね。
全て終わりましたらまたUPさせていただきます。

set直後なのでマージンにセメントが多少残っていますね。
しかしきちんとマージン(つなぎ目)が合っていますのでセメントは分断されています。
一度歯磨きをして頂ければキレイに取れます。

前歯では美しさを全面に出したいのでセラミックがベストですが
4番以降にはハイブリッドgoodです。
とてもバランスがとれた良い修復物ですね。

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詰め物や被せ物を製作する際にする、お口の型取りを印象と言います。

現在、主流は2通りあり
1つは アルジネート(アルギン酸 ピンク色が多いです)
もう一つが シリコン印象です。(ガンタイプが多いです)

被せ物、詰め物の精度は印象で決まると言って良いでしょう。

通常その型をもとに模型を起こし、技工士さんに補綴物製作を依頼します。
患者さまの詰め物の情報が模型に集約されているのです。
形、色の情報は写真で補足しますが。
当たり前ですが、模型が狂っていたら口の中で合うはずがありません。

特に歯とのつなぎ目(マージン)は制作物の最重要項目です。
ここに隙間があるとバイ菌が入り込み二次カリエス、歯周病の原因にしてしまいます。

アルギン酸は粉と水を混ぜてガム状にして型を取ります。
混水比、水の温度、操作時間、術者の技量等で大きく性質が変わってしまいます。
仮にメーカー指定の諸条件を全て守っても
アルギン酸自体が収縮してしまうのですね。
そこに膨脹率の高い石膏を注いで+‐0みたいな感じなんです。

なんて大雑把な。。

ミクロ単位ではありますが。。


対してシリコンによる印象は
変形率0
石膏も限りなく変形率0を用いて模型を製作します。
精度はアルギン酸と比べものになりません。

オールセラミックスをはじめとする
自費のデリケートな治療にはシリコン印象以外考えられませんね。

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2010_1027大塚HA0003.JPG

歯を抜かずに矯正出来ませんか?

非常によくご相談を受けます。

健康な歯を抜くのはとてももったいないと思うのは良く分かります。
私達も出来る事なら、健康な歯を抜きたくはありません。
特に私は矯正治療のみでなく、一般治療も行っておりますので
1本の大切さを知っています。
あらゆる手段で歯を残そうと診療を行っておりすので尚更の事です。

しかしながら、歯はスペースがないと動かす事が出来ませんね。
スペースを獲得するには

抜歯
顎を拡げる
歯列を拡げる
奥歯をもっと奥へ移動させる
歯にヤスリをかけ細くする

等の方法が考えられますが
元々頭の形が短頭型(前後に短く横に広い)で顎の小さい日本人では
非抜歯での矯正は難しいのが現状です。
顎の大きさに対して歯が大きすぎるのですね。
親知らずを抜くのはある程度コンセンサスが得られていると思います。
矯正で歯を抜くのも原理は一緒です。
並ぶスペースが無いからですね。
スペースが無いのに無理やり歯を並べようとすると
全体的に歯が飛び出した様な感じ(上下顎前突bimax)になり
かみ合わせも安定しません。

写真の症例は奥歯をもっと奥へ動かしたあとホールドしている状態です。
下の写真はミラーで撮影していますので反転していますm(_ _)m
スペースが出来ているのがお分かりでしょうか。

当医院では安易な抜歯はせず、非抜歯での矯正の可能性を追求しております。


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2010年10月27日

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保険の範囲でも、前歯から5番目までは白い被せものが可能です。
HJKと言いハード・レジン・ジャケットクラウンの略になります。
簡単に言うと合成樹脂、プラスチックですね。

あまり積極的には用いませんが
どうしても保険で白い歯がイイと言うご要望の時には対応しております。

なぜあまり用いないのか?
まず、材質的に弱んです。
奥歯は最大300~500kgの負荷がかかるのですが
プラスチックでは耐えられず割れてしまう事があります。
また、吸水性も有り時間の経過とともに劣化し、また変色してしまいます。

もう一つが、保険制度上の問題で
割れてしまった場合、装着から2年を過ぎていないと保険では作り直せないのです。
私達は恒久的な治療、やり直さなくても良い状態に仕上げるのが患者さまの為にもなると考えていますので、どうしてもHJKは第一選択肢にはならないのです。

ただ、絶対良くないと言う訳でもなく、条件が合えばとてもイイ修復です。
なんと言っても 白い歯は素敵です。

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2010年10月25日

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前回の患者さまです。

2番目の歯はキレイになったのですが、前歯の見え方のバランスが悪いので
1番目の歯を少し削ってラインを出しています。

当然歯は傷つけない方が良いのですが
エナメル質の範囲内であれば大きなダメージにはなりません。
切端で2~3mm  両側でも2~3mm 位は大丈夫です。

前歯が被りすぎていると、顎が自然に動かせなくなり歯と顎にストレスを与え、関節症や肩こりの原因になってしまう事もあります。
実際この何ミリかの調整でとてもアゴが楽になったとおっしゃて頂けました。

見え方もとても大切です。

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右上2番をオールセラミックにしています。

神経を取ってしまった歯は代謝がなくなり、年々変色してきます。
この患者さまもウォーキングブリーチ(失活歯の漂白)で定期的に白く色を戻していたのですが、輝きを取り戻すためにセラミックで修復しました。
もちろんコアはファイバーコアです。

この輝きは素敵ですね。

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2010/10/25~のお花です。

野ばらの赤をスカシユリで引き立てるようにしました。

野ばら 
木苺
紫陽花
りんどう
すかしゆり を使っています。


by アトリエid

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通称マスクです。
上顎を前に引き出す目的で使います。

矯正をいつ始めるのが良いのか?とみなさん悩まれると思うのですが

骨格的に問題が無い
顎を動かす動作を歯並びがジャマをしていない

場合にはすべて永久歯になってからで充分ですし、短期間で済みます。
成人の場合は、矯正しようかなと思った時が一番イイ時ですね(笑)

逆に骨格的問題がある場合は、可及的に早く始めるのが理想です。
とは言っても、あまりに小さいと治療が理解出来ず危険な事もありますので
6~9才位に骨成長の最初のピークがきますので
それに合わせて行うのか良いでしょう。

写真は受け口の改善を行っています。
骨の成長は、頭からはじまり最後まで伸びるのが足のスネなんです。
上から下へ伸びて行きます。

小さい時に受け口のままですと、上顎の成長をブロックして止めてしまい
その後に下顎の成長が来ますので
相対的に大人になると受け口の度合いが大きくなってしまいます。

受け口のコントロールは早め早めが基本です。
ワイヤーのみで行う場合とマスクを併用する場合があります。

マスクは基本夜間のみの使用になります。
奥歯どうしをワイヤーで連結して口蓋の部分にプレートを付けて
3点で上顎に力を加えて行きます。
とても効果が出ます。GOODです。


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すずき歯科・矯正歯科医院 院長 鈴木 茂行
http://www.suzuki-ortho.com/

すずき歯科・矯正歯科医院
院長 鈴木 茂行

【経歴】
1988年
日本歯科大学(東京校)卒業
1988~1993年
日本歯科大学矯正学教室
1993~1995年
目黒区審美歯科勤務
1995年
鈴木歯科・矯正歯科医院

【所属学会】
・FACE
(The Foundation for Advanced
Continuing Education)
 USA矯正学コース修了
・日本歯科臨床研究会矯正学インストラクター
・日本矯正歯科学会
・日本口腔衛生学会
・日本先進インプラント医療学会

【趣味】
サーフィン
お神輿